明るい未来は誰が作るのか

PerfumeのFuture Pop(12/12 横浜アリーナ公演)を見に行きました。

※ここから先はセトリネタバレは無いですが、今回の演出の感想とMCのこと軽く書いてます。具体的な演出については書いていないけど、以前と比べてどう思ったかを書いているので、これから見る方は見ない方がいいかもしれないです。万一被弾してもあまり痛くないと思うようにはしたつもりですが、それでも良かったら読んでください。

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Perfumeはこの世の光。
神様、この世に三人を生んでくれて、出会わせてくれてありがとう…、三人がこの先もずっと幸せであるようにどうかよろしくお願いします…と終始願いながら見た。

歳を重ねることが楽しくて仕方ない、三人でいることが楽しくてたまらないと笑う姿が本当に美しくて、かわいくて、かっこよくて、憧れだ。Perfumeは少し年上のリアルに姉でもおかしくない年齢なので、そう言ってくれることが本当に希望に感じられるというか、嬉しい。仕事を全うする人間として、人生を楽しむ人間として、心から尊敬できるなと思う。


世界一かっこいいアルバムを引っ提げた、世界一かっこいいツアーだと胸を張って彼女たちが言ってくれると本当に誇らしい。彼女らが心から大好きな音楽を伝えようとしてくれて、私たちも楽しくて、みんな幸せ。ハッピー。私たち最高の関係性じゃないですか!ってこんな風に観客側だってPerfumeの力になれていると思わせてくれるところに彼女たちのファンを思いやる優しさを感じるのである…。

 

今回の演出については、広さをカバーする技術のバランスがちょうどいいと思った。

ワンマンは5年振りに見たけど、自分が当時感じた恐れは払拭してきたように思った。
当時、東京ドームの広大なステージで踊るPerfumeを見ていたら、三人が引き離されているようで悲しくなったし、広い箱を活かすための最新の技術も素晴らしかったけど、最新技術発表の場として使われるようになってしまうんじゃないかというような、主役としてのPerfumeの役割が潰されてしまわないか少し不安だった。特にドームで見たSpring of Lifeであ〜ちゃんが二人に支えられて立ち上がるところが三人離れているせいで一人で立ち上がってて、なんとも言えない寂しさを感じたのを覚えている。もちろん三分割されたスクリーン上では、見事にのっちとかしゆかが支えていたんだけども。

でもそんな不安が今回一切感じられなかったのは、やっぱりPerfumeとチームの努力だと思う。私が見ていなかった間もきっといろいろ、私たちに見えないところで考えて悩んで歩いてきたんだと思う。

 

とにかく、この先も彼女たちがずっとずっとずっと幸せでありますように。もしも今の形がなんらかの事情で変わることがあっても、三人が幸せであることだけは続きますようにと思ってしまうライブだった。

アーティストに対しこの先もパフォーマンスを見せてほしいと願うことや、グループを続けてほしいと願うことは、基本身勝手なエゴだと思ってしまう。相手もそれを願うときにだけ応援になることを忘れない方がいいのかなと思っている。だからこの先Perfumeがなんらかの事情で今と違うスタイルになっても、まず一番に彼女たちが幸せでいられる選択をしてほしいと思う。

ライブを見ていて、三人の絆に何度か涙し、普段お腹痛くなったときぐらいしか神に祈ったりしないのに、ああ神様どうか三人を頼みます〜なんて都合よく思ったりした。でも三人なら神様なんかに頼らなくても自分たちで未来を切り開いていくんだろうな。えらいよな。私もがんばろ。なんたって、私たちの未来は明るいもんね。

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67種ブラインド販売なのにどっちもJPNだったよ!かわいい!